自宅育児日記 30代虚弱体質子育て記録

切迫早産で自宅安静→入院→2270gで出産 現在育児中の30代女のブログです。

出産記録(3)緊急帝王切開!無痛のはずが。

麻酔を入れてからは、ほとんど陣痛の痛みを感じなくなりました。
分娩代からも1人で降りられ、降りるときに「みなさん、陣痛を乗り越えてらっしゃるなんて…すごいです」とつぶやくことまでできました。
これ、本音です。麻酔前の痛みをあと何時間もずーっと感じるって、それを人類の歴史でずーっと経験してきただなんて、未だに信じられません。未だに!!!
世の中のお母さん達を、全員褒め称えたい、と思いました…。


そんなことを考えながらようやく、うつらうつら休むことができ、また予定外でしたが夫が午前中から来てくれたため、心身ともに余裕が出てきました。
(1番苦しんでいるところは見せられなかったけれど)

多少の痛みはあるものの、麻酔が効いているのでさっきまで感じていたほどの痛みはもう来ないとのことでした(それを聞いてどれほど嬉しかったか!)
あとはひたすら子宮口が開くのを待って、そして必要に応じて陣痛促進剤を使うようで、NSTをつけながらしばしの休息時間が得られました。

が。

陣痛が一時弱まったため、促進剤を使用し先生が診察をしたとき、「出てきていいはずなのに、出てこない。何かあるのかも」と、言いました。

「早めに分娩室に入ってもらった方がいいかも」と。

不穏…。

そのまま一旦様子見となりましたが、陣痛の痛みが来ると、NSTから聞こえる赤ちゃんの心音がとってもゆっくりになりました。

痛みのないときは

トットットットットッ(窓際か)

痛みがくると

トッ… トッ… トッ…

と、大人でもかなり遅いペースで、いやこれ大丈夫かな、怖い怖いと思った瞬間に看護師さんがやってきて、やはり赤ちゃんが出ようとすると心音が遅くなるため何かあるかもしれないから、もう分娩台に上がりましょうとのこと。

急いで分娩台に上がるものの、上がったすぐ後に先生から、何かしらの問題があって赤ちゃんが出てこれないかもしれない。できるだけ待つけれど、帝王切開の可能性があると説明がありました。


ここで頭の中をよぎったのは、自分のケロイド体質のこと。でも、むやみに帝王切開にするわけじゃないしな…あのゆっくりな心音、どうか無事に産まれてくださいと願うばかりでした。
さくさくと、「念のため」と言われた手術同意書にサインをし、しばし待ちましたが状況は変わらず。

やはり、帝王切開しましょう、いいですね?と聞かれ、はい、と答えました。
やっと、赤ちゃんが助かる、会えるのか!という気持ちと、怖い、どうしようーという気持ちと、ここで嫌という人いるのかなーと、のんきにもそんなことを考えていました。

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