自宅育児日記 30代虚弱体質子育て記録

切迫早産で自宅安静→入院→2270gで出産 現在育児中の30代女のブログです。

出産記録(2)陣痛開始、無痛のはずが。

病院についてすぐ、看護師さんが診察してくれました。
破水かどうかは、検査薬のようなものがありそれで確認するようですが、検査薬を見る前から私のあてていたナプキンを見て「あ、たぶん破水ですね」とのこと。
その後無事?に、検査薬でも破水ということになりました。

そのまま内診となりましたが、どうやら子宮口は全然開いていないようです。陣痛もないので、NSTをつけ、夫は一時帰宅することに。
破水もジョバジョバ続いていたので、看護師さんが専用のナプキンとおむつ?をつけてくれ、ノーパンツで陣痛室で休むことになりました。

この時点で0時頃だったと思うのですが、早くてもお昼頃まではかかるでしょうと言われていました。
特に痛みもなく元気な私は、夫が仕事の都合で明日夕方になりそうとのことだったので、それまで持たせるつもりでおりました。

そう、私に余裕があったのです。

なぜなら、無痛分別の予定だったからです。無痛といっても、和痛と呼ばれるある程度子宮口が開いてから麻酔をうつものですが、ある程度痛くなったら麻酔でなんとかなる…!くらいの気持ちでおりました。

このときは。


無事、夫を送り出し、NSTをつけながら眠ることになりました。

しかし…なんだか急に、お腹が痛むようになってきました。シクシク、シクシク…

ズンズン、ズンズン…

ズンズン!ズンズン!!

いや、痛い!痛い痛い痛い!!!

ちょこちょこと、様子を見に来てくれる看護師さんもモニターを見て、「始まりましたかね、無痛の場合は、朝9時頃になってから麻酔を打てると思うので頑張りましょう!」とのこと。

おお、9時…あと9時間弱…

いやでも、みなさんこれに耐えてるわけだし、あと9時間なら、頑張れる、頑張れ、私。

と、思っていました。
この時までは。

この時で多分、5分間隔くらいだったでしょうか?

痛くなると、はー、はー、と息でカウントして、大体30回で収まるのでその合間にトイレに行ったりしていました。
そして…おむつを取ったあと、再度装着するのに戸惑ったりしながら、どんどん痛みが強くなるのを感じずにはいられなくなりました。

そして、痛みによる吐き気あり、途中最大限に達し、盛大にリバース。そしてそれを自分の顔、髪、肩に浴びました。昨晩は玉ねぎたっぷりの生姜焼きでした。ネギ臭…
それも嫌な顔1つせず、布団を1からセットし直し着替えさせてくれ、濡れタオルをくれた看護師さん…(涙)。嘔吐で体力低下のため、点滴もチャキチャキと装着してくれました。

着替えの合間も、陣痛の波がきたので動けなくなりおむつ一丁で椅子に座り込む私は、温泉や銭湯にずーっといるおじいちゃんのような感じだったと思います。

再び綺麗にしてもらったベッドに横になった頃にはもはや痛みはガンガン、まるで重いトンカチで絶妙に腰を叩かれているかのようで、息も苦しくなり、吐き気をもよおしだしました。この時、多分1、2分感覚だったのですが、30カウントして痛みが引いてもすぐに痛みが始まるので、楽になる時間がほとんどありませんでした。

時刻は3時くらいだったでしょうか。
もう、余裕は全くなく、なんとかして早く麻酔を打ってもらえないかという気持ちと、先輩達がどうやってこの痛みを乗り切ったのか不思議すぎて思考がめちゃくちゃでした。

様子見の看護師さんにも、「まだ、です、か…」と訴えかける始末。
「7時頃には、なんとか…!」と、看護師さんも申し訳なさそうに応えてくれました。
7時…あと数時間…どうなる……

そして、おそらく6時頃ですが、私の消耗が激しかったためか、先生がやってきてくれました(涙)。
診察をしたところ、やはり子宮口が開いていないとのこと。麻酔を打つと、リラックスして広がるし先生が手でも広げてくれるようで、麻酔を打ってもらえることに!

立ち上がれない私を、車椅子で分娩室に移動してくれ分娩台の上で麻酔を入れてくれました。が、あまりの痛さに意識があまりなく、背中がひやっとしたなーくらいでした。


しかし。

数分も経たないうちに、痛みがすぅーっと引いたのです。夢のように。

続きます。

数日前のことですが、書いていて痛みが蘇ってくるようです…後陣痛に影響が…!

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