自宅育児日記 30代虚弱体質子育て記録

切迫早産で自宅安静→入院→2270gで出産 現在育児中の30代女のブログです。

私の自宅安静生活の軌跡(1) 切迫流産の診断

私が切迫流産と診断されたのは、妊娠5ヶ月に入った頃でした。

切迫流産とは

切迫流産とは?という方、こちらをご覧下さい。

流産・切迫流産:病気を知ろう:日本産科婦人科学会

 

具体的に、いつ、どうやって、どんなことが起こったか

ご紹介します。

 

いつ:

妊娠5ヶ月初期(2015年6月頃)

どうやって:

病院で診断

どんな症状:

夜に下腹部の真ん中(恥骨の上あたり?)に強い痛みがあった

日中は弱い痛みと、薄い茶色いオリモノが出ていた

病院の指示:

自宅安静(風呂はOKだが長湯はNG、極力横になっていること)。

内服薬:

ダクチル、マグラックス ともに1日3回

切迫早産の前兆?妊娠五ヶ月目。

正式に切迫流産の診断がある前に、

妊娠5ヶ月目の定期健診で

「胎盤がべったりはりついています。

あと、子宮頸管が短めなので、普通の人より安静にする必要がありますね」

と先生から言われました。

 

勉強不足だったのでそれがどういうことなのかよくわからず、

こんな質問をしました。

 

私「安静とは、どの程度ですか?仕事はできますか?」

先生「仕事はデスクワークなら大丈夫です。でも、スポーツはしないでください」

 

私「マタニティヨガや、マタニティマッサージはどうですか?」

先生「運動はダメです。マッサージは全身やおなか周りは避けて、

   腕だけとか、足だけならいいですよ」

 

それまでマタニティピラティスのDVDを購入して

ちょこちょこと自宅で運動していたので、少しショックでしたが

この時点の診断は日常生活には支障がなかったので、そういうものか〜と思って

帰宅しました。

 

そして、その2〜3日後、夜に「あててて…」と、声が出るくらい

恥骨の上あたりがキリキリと痛むことがありました。

仕事中、常に張りや痛みがあって、

ほぼ毎日うすい茶色のオリモノが出ていたので流血もしていたのですが

ここまでの痛みは初めてだったということと、

前々日の健診で言われた「普通の人より…」という先生の言葉がちらつき

急に不安を感じるようになりました。

その時は、

「まあ、病院では仕事は問題ないと言われたばかりだったし

昼間はそう痛くはないし、こんなものかな」と思い、週末は出かけず

ゆっくり過ごしたところ、休日は痛みがあまりなくほっとしました。

 

そして、週明けに再び出勤したところ、やはり夜に

いたたた…という強い痛みを感じました。

週末まではまだ日があるし、少し先の次回健診までずっと不安でいるのも

怖いな…と思い、翌日急遽午前休みをもらって病院へ。

 

そこで、

「痛みはいつから?」「流血は?」「便秘は?」などの

問診が有り、内診をした後以下のように言われました。

 

「赤ちゃんの成長は問題なさそうですが、子宮頸管が3mmを切っています。

動かず、自宅で横になってじっとしていてください。

そしてこの薬を飲んでください。」

 

と言われ、はじめ、子供が問題ないということに安心したものの

「自宅で横になっている」ということがすぐに受け止められず、

「あの、仕事は休むということですかね…」と聞き返しました。

 

先生「そうです。」

私「あの、休むとなると、会社に診断書などを提出する必要があるのですが…」

先生「あ、母性健康管理指導事項連絡カードを記入します。

とりあえず、2週間は安静にしていてください。

2週間後にもう一度来てください。」

私「そ…おですか…ありがとうございました…」

 

最後はお礼を言って、ぼんやりしたまま診察室を退室しました。

どうも、仕事を休む、という指示がピンとこなかったのです。

 

切迫流産中の体感

というのも、妊娠3ヶ月〜4ヶ月頃、私はつわりがひどく、

吐き気と戦っていたのですがその頃と比べると体調はよいと感じていました。

不等号を使って表すと、こんな感じです。

 

妊娠前>>妊娠前の体調悪いとき>切迫流産の診断時>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>つわりの時期

(極端ですけど、でも本当こんな気持ちです)

 

今もたまに後期つわりがありますが、本当に妊娠3〜4ヶ月頃のつわりは

しんどかったです。。。

 

その、一番しんどかったときに、

同じ先生に仕事を休んだ方がいいか相談したときは

「まあ〜無理せずに休みたいときは休めるといいね。

でも妊娠したらそういうものだからね。みんなそうだからね。」

と言われたので、「みんなこんなものなのか…」と思うようになったと思います。

そのため、先生からあっさりと仕事を休むように指示が出たことが

本当にびっくりでした。

(つわりについては、別記事でまた書きたいと思います)

 

内服薬は、ダクチルとマグラックスの2種類。

ダクチルは流産を防ぐために子宮の収縮を抑える薬で、

マグラックスは便秘予防です。

元々便秘気味で、妊娠時の腹痛は便秘で起こることもあるため、とのこと。

 

今思い返せば、常に痛みがあったことを先生に報告せず

「妊娠って痛みがあるんだなー」と思っていたのはオトボケだったかなと思います。

妊娠中のみなさん、少しでも痛みや違和感があったら、

「こういうものかな」と思わずに健診時に相談・報告しておくといいと思います。

 

ここまでが、私の切迫流産の発覚と診断でした。

 

 

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